ポスカで描くチャマルティ仏画教室探訪 ~1枚の仏画を描きあげたとき・・・眠っていた私の才能を自覚する~

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~池袋人たち~

仏画のすすめ

「生きることの何と容易なことか、生き抜くことの何と容易ならざることか」
 私たちの毎日の営みが穏やかな日々であればそれでよいのですが、それがままならないのが
この「人の世」といえましょう。
 今日が豊かであればあるほど、明日の不安がふと心を過ぎるのです。
 それは人が生きている証として、心の中に生ずる煩悩(ぼんのう 心身を煩わせる一切の忘念=
はてしなき欲望や予期不安)です。


 はるか遠い昔、この煩悩から逃れるため人々は心のより所、心の安らぎの場を
神仏に求めました。
 そしてさらに、ながいときを経て宇宙の摂理(せつり 自然界を支配している理法)に求めました。
 初めは自然界にある物、たとえば、月や星や太陽、山、川、岩などを祈りの対象としてました。
そして、より身近なものとして人々の希求する形こそ、像と画に対する神格化でした。
 こうして私たちは、仏画や仏像に行き着いたのです。


 では、この仏画や仏像はなぜこうも私たちを魅了してやまないのでしょう。
 それは、これらのものが拝眼する私たちに、大きなさらなる心をすすめるからにほかなりません。
 仏画を描く一本一本の線はまさに阿吽(あうん)の呼吸です。その先にあるものは禅(ぜん)の境地であり
悟りへの一如(いちにょ 真理はただひとつ)なのです。
 心のなかの自分だけの“仏”それをこの教室でみつけてみませんか?

 現在、仏画については数多くの入門書や解説書が出版されていますが、
そのほとんどが毛筆使用の水彩・顔料(がんりょう)での仏画書であります。
 さて、私の仏画教室は短期間に、
「とにかく仏画にチャレンジ! 自らの心のなかにある仏を描いてみましょう」
という主旨(しゅし)に基(もと)づいて、ほかには類を見ない独自の画材・ポスカを用いて描く、
プロセスで構成されています。


 絵描き・行者の本尊として古来から仏画師、または、絵心のある僧侶(そうりょ)に限られてきました仏画
の世界が、近年多くの方々の信仰の証(あかし)や、仏教美術への入門の一助(いちじょ)として多く描かれるようになりました。
 このことは日々の営みのなかで平常心、心の糧を求める役割を担う対象として認められつつあることと、
いえましょう。

 しかし、いざ描こうとすると色々問題も出てくるのです。何をどのように描いたらよいのか。
手本の入手方法は?経典(きょうてん)に基づいた仏画とはどのようなものなのか・・・
等々、当教室はそれらの難問は後回しにして、先ず自分なりの仏を描いてみようということから始まります。
現代風な仏画があっても、良いのではないのかという視点で進めようと思います。
仏画の要素を大きく分けると「形と色」であるといえます。
先ず線を引き、次に色を置きます。線で形を描き色を塗るのではないのです。
そのわけは、基本トレーニングの後にポスカを使用いたしますが、そこからその意味が解ります。
 
当教室は他に類をみないポスカで描く仏画教室です。
発色の良さ、描きやすさ、ポスカならではの美しい完成となります。
先ず、線の練習から始めることとしましょう。

ネパール・
シュリー・アショカ・チャマルティ仏塔寺院(Rev. Master)
東寶山 定光禅寺(住職)

廣瀬 勲慧(ひろせ くんえい)



チャマルティ仏画教室へのいざない
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場所:みらい館大明
講師:廣瀬勲慧アナンダ(東寶山定光禅寺住職)

教室開催日:
木曜日教室 午後13時30分~15時30分(毎月 第2、第4)
日曜日教室 午前10時~12時(毎月 第1、第3)

費用:
全6回(月2回)12,000円(資料代含む)
スターターキット 6,000円
※継続受講可、受講料は共通です。

共催:ネパールカトマンズ シュリー・アショカ・チャマルティ仏塔寺院
協力:NPO法人 いけぶくろ大明

入会申し込み・お問い合わせは 講師・廣瀬勲慧さんまで
TEL:090-3695-3899

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